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乳がんと診断されたら
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目次

医師に聞くべきポイント

セカンドオピニオンを受ける

1.医師に聞くべきポイント

落ち着くこと、遠慮しないこと。

がん告知を受けた多くの方から、「その時、頭が真っ白になった」とお聞きします。
がんは命をも脅かすこわい病ですので、ショックを受けるのは当然です。
しかし、だからといってむやみに恐れたり、不安になることもありません。
「がんとの戦いは、情報戦である」という方もいるほど、有効な情報、正確な情報を入手することが、
この病に勝つための重要な鍵と言えます。
とはいえ、多くの方にとってがん告知は初めて体験することですので、どのような情報を、
誰から得ればいいのか、わからないことでしょう。
そこで、最初に、そして最も有益な情報を得ることができるのは、あなたをがんと診断した
主治医の先生から話を聞くことです。
主治医から、がんであると診断結果を告げられた時、まず大切なのは冷静になること。
そのためには結果を聞いたあと、再度、詳しい話を聞くために受診をしましょう。
がん告知を受けた直後は動揺し、話が頭に入らないことが多いからです。
医師と何度も面談することに気後れする方もいると思いますが、この際、遠慮は不要。
自分の身体、自分の命のことなので、ご自分で納得できるまで医師と話をすることが大切です。

家族と一緒に話を聞く。メモを必ず取る。

冷静なるためにも、医師と合うときは家族や親しい友人と一緒に話を聞くようにしましょう。
親しい人と一緒にいれば安心ですし、同席した人が客観的に話を聞いたり質問したりすることもできます。
また話を聞くときはメモを取ることも忘れずに。大切な話を失念したり、
思い違いを起こさないためにも大切です。またレコーダーなどで会話を録音しておくことも有用です。
最近のスマートフォンなどでは録音機能がついているものもありますので、有効に活用しましょう。
なお、会話を録音するときは医師に一言お断り入れるのは、マナーです。
医師も録音されるのがわかればより正確に情報を伝えてくれると思います。

自分のがんのこと、治療法について聞く。

病院の外来診療では、患者一人あたりの診療時間は15〜20分程度と言われています。
短時間で要領よく話を聞くために、事前に質問事項をまとめておきましょう。
また、一度で無理な場合は数度に分けて話を聞くことも大切です。
最初にがんに関する最低限の情報と治療の選択肢、2回目で治療の詳細、3回目で不明なことや疑問など。
わからないことはそのままにせず、質問しましょう。質問に内容によっては主治医ではなく看護師や
医療ソーシャルワーカーなど他の医療スタッフに聞いたほうが良い場合もあります。
全国のがん診療連携拠点病院には相談支援センターという「がんの相談窓口」が設置してありますので、
積極的に利用ください。

■医師に聞く主なポイント

1.自分のがんについて
・がんの場所はどこ?
・がんの進行度(ステージ)は?
・どのような検査結果でがんと診断できたのか?

2.治療法について
・どのような治療を受けることができるか?
・どの治療を受けたほうがいいか?その理由は?
(先生が、もし私と同じ状況であれば、どの治療を受けるか?)
・入院期間、社会復帰までの期間は?

3.経済面、生活面について
・初期の治療費はいくらかかるか?治療にかかる費用について相談できる窓口はあるか?
・治療後、障害は残るか?今までと同じ生活を続けることはできるか?
・療養生活についての相談やアドバイスを受けることができる窓口はあるか?
・同じ乳がん患者の話を聞ける患者会などあるか?

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